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ジャーナリング『書く瞑想』とは
皆さんは起きてから、夜寝るまでの間、何回くらいご自身の心と向き合いますか?
それを習慣になさっている方もいれば、全く自分を見つめる機会はない方もいらっしゃるかもしれません。
また自分自身と向き合う方法は、たくさんあるかもしれません。
日記を書くとき、鏡を見るとき、ぼーっとコーヒータイムの時・・・
などなど、、、
どれも素敵ですね。
いくつも種類がある、
自分との向き合い方で、私のおすすめは紙とペンを使ってひたすら心を書くという瞑想法、
『ジャーナリング (書く瞑想)』
です。
今日はジャーナリング「書く瞑想」とは何か、
そしてそれに最適なノートはどういうものがあるか、をお伝えしてみたいと思います。
良いアイディアや何かの参考になると嬉しいいです。

ジャーナリングと日記との違いは?
ジャーナリングというと毎日、日記を書いている方は、
それとどう違うの?
自分の1日の最後に、日記を書いているから、それで結構振り返れるからいいんじゃないの?
と思われる方もいるかもしれません。
簡単に、それぞれの特徴を書き比べると・・・
日記の特徴
- 1日あった出来事などを書く
- 整理して(時系列で)書くことが多い
- 長期間保管しておく可能性が高い
ジャーナリングの特徴
- 思いつくままに書く
- 誤字脱字は気にせず書く
- 終わったら破棄することが多い
この特徴だけ見ると、日記とジャーナリングは用途が真逆だということが分かります。
日記の大事なことは、
その日何があったか
分かりやすく残しておくことが目的
一方ジャーナリングは、
自分の内面にあるもの全部書き出すので、
整理して書いたり考えて書いたりすることが不要、
むしろ思考を使って書くと効果が薄まるのでNGになります。
ジャーナリングの効果とは?
ジャーナリングは、
別名「書く瞑想」というだけに、
呼吸瞑想やヨガ瞑想をする時と同じような効果、
様々な心身へのメリットがあります。
そしてジャーナリングの大きな特徴が、
「書く」という行為で、内面を自分自身で可視化できる
というのも大きな特徴で、可視化できることによって、
自分の中の思考パターンや課題をキャッチしやすくなります。
主な効果は
- 不安やストレスの解消
- 思考の整理
- 悩みがなくなる
- 心身の問題が軽くなる
- 自分自身を知ることによって行動パターンが改善する
など、など・・・
実際にやってみて感じてみてくださいね。
ジャーナリングのやり方は?
まず用意するものが
- 紙
- ペン
- タイマー(なくても良い。時間を決めてする場合のみ必要。)
例えば5分とか10分とか時間を決めて行ったり、
書く紙の枚数やページ数を決めたり、
その時のテーマをあえて決めて行ったりしてもokですが、
その他のルールはありません。
むしろ、無心になって書くということがルールです。
整理して書いたり、分かりやすく書こうとしたり、考えて書こうとしたりすることはNGです!
あくまでも、直感にしたがって書いてゆくことによって、脳を一旦思考停止にするようなイメージです。
言葉だけじゃなく、図形やイラスト、単語などでも大丈夫!
思い浮かばないならそのまま「思い浮かばない」だけでも大丈夫。
とにかく、思考をしない、良い悪いを判断しないで書いて行きます。
そしてそこで終了したら、振り返りで読みかえして行きます。
もし時間などの余裕があれば、今度は思考を使って深掘りして書き足して行きます。
ジャーナリングを伝えていらっしゃる吉田昌生先生は、ジャーナリングする時は青ペンを、それを読み返し深堀りするときは赤や緑のペンを使うとおっしゃっていました。
いつやるの?
時間がある時ならいつでも大丈夫で、朝や夜寝る前などの空いた時間におこないます。
私のおすすめは、ぼーっとしていて潜在意識と繋がりやすい朝のおきぬけです。
あとは思考がグルグルして止まらない時は、必ず空き時間を見つけておこなう様にしています。
『どんなノートを使えばいい?』

どんなノートに書けばいいか迷っている方や、
ジャーナリング始めてみたくてノート選びにワクワクされている方のために、
私が今までおこなってきた経験をもとに、いろいろな気づきがあったので参考になればうれしいいです。
処理しやすいものを選ぶ
まず第一に、ジャーナリングに使った紙は、終了したらほぼすぐ捨てます。
書く瞑想はなんのために行うか。
それはご自身の内面と素直にありのままに向きあうこと。
誰にも見せる必要はありません。
もしかすると、人に見られたくない感情や、人にはまだ伝えていない夢や言葉が出てくるかもしれません。
それに、誤字脱字を気にせずに書き殴るようにして書いて行きますので、それを書きおわり、読み返して振り返りが終わったら、ほとんどと言って良いほどすぐ捨てます。
そうなると、つづりのしっかりしているノートでもいいのですが、破るのがいちいち大変です。
なので、私がおすすめするジャーナリング「書く瞑想」に最適なノートは
- リングノート
- ルーズリーフ
- 綴られていない用紙
- チラシなどの裏紙
などです。


そして私はいろいろノートを数種類も持つのが好きじゃないので、シンプルに仕事でも使う一冊の手帳を持ち歩いています(リングノートかルーズリーフタイプ)。
その手帳の左からは、通常使う仕事のことだったり、スケジュールだったりを書き込んで、
右(手帳の最後のページ)からをジャーナリングに使う様にしています。最後のページからだったらいつでも書き込めるし、書き終わったらいつでも捨てれるからです。
皆さんも、ご自身の性格や普段のライフスタイルから、最適なやり方ができるノートを選んでくださいね!
その際は、
いつでも破棄しやすいノートや紙を選ぶことをおすすめします♪
時と場所によって選ぶ

まず、自分はどんな時にジャーナリング「書く瞑想」を行うかもイメージしてみて・・・
もし、紙やペンを使えない場所だったら、
スマホなどのデジタルでも大丈夫です。
それから、あまり広いテーブルでは書けない環境で書く場合は、メモ帳みたいなものでも大丈夫。
私は以前、ノートは大きい方が発想力が高まると聞いて、
A4サイズのノートに変えたことがあったのですが、
なかなかちょっとしたスペースでは広げられないし、
小さなバッグの時はかさばってしまうので、
また自分のライフスタイルにあったA5サイズに変えてしまいました。

効果を感じるまで続けて欲しいので、
ぜひライフスタイルにあったノートを選ぶことをおすすめします。
感性を大事にして選ぶ

いらない紙の裏面でも大丈夫とも先述しましたが、
できれば自分の心がハッピーになる筆記用具を使うとなお良いですよね。
すぐに捨ててしまう用紙であっても、
書き心地やノートを開く瞬間、
大好きなペン、
気持ちを大切にできる空間など・・・
感覚を大事にできるものを優先して、
ご自身に用意してあげてくださいね♪
ジャーナリング『書く瞑想』がおすすめなのはこんな方
書く瞑想は、本当に人生をブラッシュアップしてくれますし、
言語化する能力も高くなります。
私が、ジャーナリングをお勧めしたい方はこんな方です。
- ご自身と向きあう方法がわからなかった
- 呼吸瞑想は苦手だけど書くことならできそう
- 日々、忙しく思考でいっぱいになる
- 心身のストレスがたくさんある
- 感情のコントロールがもっと上手になりたい
また、忙しくて習慣化できなくても大丈夫です。習慣化しなくても、考えがグルグルしてきたら「あ、そうだ!」と思い出したように空き時間でおこなったり、月に一回、頭のお掃除の様におこなったり・・・
習慣化することに越したことはないですが、
なかなか時間がとれなくて習慣化することがストレスになる様であればご自身の好きなペースでおこなってください。
ここまでお読み頂いてありがとうございました。もうすでにジャーナリング「書く瞑想」を実践されている方も、これからやってみたい方も、
ぜひ気に入ったらぜひ続けていってほしいです♪